話題の介護ロボット!

介護ロボットの現状

少子高齢化が進む中で問題になっているのが、高齢者の介護をどうするかという問題があります。
昔なら子供たちが親の面倒を見るのが当たり前だったかもしれません。
しかし核家族化の進む中では、なかなか子供たちだけで面倒を見切れないケースも出てきます。

介護システムサービスを使って行うといっても、増える高齢者に介護スタッフの数が追い付いていないのが現状です。
そこで注目されている介護システムに、介護ロボットがあります。
ロボットが高齢者の介護を見る方法です。
これなら人間のように肉体的な精神的な負担を考慮する必要がありません。
認知症患者のように四六時中監視していないといけないような人でも、24時間体制のケアが可能です。

日本は先進的な技術開発に関しては、世界的に高く評価を受けています。
ところが介護ロボットに関しては、今まで安全性の問題や市場価値の観点から問題があると判断され、実用化どころか研究開発もなかなか進みませんでした。
しかし徐々に企業が産官学連携ベンチャーという形で介護ロボットの開発に乗り出しつつあります。

国を挙げての実用化も

介護ロボットの開発・実用化に向けて、政府も取り組みを開始しています。
平成24年には厚生労働省と経済産業省が、ロボット技術を用いた介護の重点分野を公表しました。

重点分野として、ベッドや車いすの移乗をする時の介助をする機器や移動するときの支援をするロボット、排泄の支援をする機器、見守り支援機器、入浴支援機器などが含まれています。
ロボットといわれると、人型のロボットが人間の代わりに介助するようなイメージを持つ人もいるでしょう。
しかし高齢者が自ら機器を装着することでスムーズに作業できるようにするとか、介助者が装着することで肉体的な負担を軽減するなど多岐にわたる目的のロボット開発が求められています。
ただ単に介助するだけでなく、要介護者が少しでも自立した生活が送れるようにサポートすることも目的とした開発が今後進められるでしょう。

現場のイメージは?

介護サービスを実際に提供している現場では、介護ロボットに対して懐疑的な意見がまだあるようです。
まずは導入コストの問題があります。
もし1台数百万円もかかるような機器であれば、どこもかしこも導入できるわけではないでしょう。

その他には機械的な所から、冷たいイメージを持つ人もいます。
介護はホスピタリティと言って、気遣いも大事な業務の一部です。
その部分をロボットはカバーできないのではないかという意見です。

もちろんすべての介護サービスをロボットが担当するわけではありません。
むしろ人手不足の介護現場にロボットが入ることで、スタッフの仕事量にもゆとりが出てきます。
結果、今までよりも心のこもったサービスが提供できるかもしれません。