自分の健康も考える

介護者が体調を崩すことも

高齢者の介護を一生懸命やっていて、自分の健康を二の次にしてしまう人がいます。
このため頑張りすぎてしまって、介護者の中で体調を崩すケースは結構多いです。
介護者がダウンしてしまうと介護してもらう高齢者も困りますから、自分の健康管理にもしっかり気を使いたいところです。

介護者が健康維持するために、3つのことを意識しましょう。
まずは1日3食、しっかり食事をとることです。
場合によっては介護で手いっぱいで、きちんと食事を食べられないこともあるでしょうが、そのような場合でも栄養バランスを考えたメニューにすべきです。

2つ目は、休息と睡眠を十分にとることです。
介護は24時間といわれているので難しいかもしれませんが、休める時にはしっかり休む、趣味の時間を作るなど気分をリフレッシュできる時間を確保することも大事です。

最後に一人で背負いこまないことも覚えておきましょう。
介護者の健康を損なうには肉体面もありますが、精神面も含まれます。

公的な介護システムなどもありますから、何かわからないことがあればどんどん経験者の話を聞くことです。
あまり一人でなんでも背負い込まないことも大事です。
また他人や介護サービスが利用できるのであれば、頼んで負担を軽減することも時には必要です。

腰痛の予防

プロのヘルパーを含めて、介護者の中で腰痛持ちの人は多いです。
要介護者の体を支える時に、腰に負担がかかってしまうからです。

腰痛を防止するためには、まず協力者がいればどんどん協力を求めることです。
何人かで要介護者の体重を支えれば、個人の負担が軽減できます。

要介護者を持ち上げる時には、腕力だけでなく、膝を緩め重心を低くした状態から体全体を使って持ち上げた方が負担も感じなくて済みます。
反動をつけるなど急な動きをすると腰に大きな負担がかかりますから、ゆったりとした動きで作業することも大事です。

感染症予防に注意

冬場はインフルエンザやノロなど感染症の季節です。
自分が感染症にかかると、近くの要介護者にも感染する恐れが高まります。
抵抗力の弱い高齢者の場合、感染すると重篤化する危険性もあります。

そこで感染症予防対策も介護者の義務といっていいでしょう。
そのためには、まずこまめに手洗いをすることが大事です。
手指にウイルスの付着する可能性は高いですから、石鹸を使って頻繁に手洗いすることは大事です。

その他には自分自身の抵抗力を高めることも大事です。
休養が十分でない、ストレスがたまっていると抵抗力が弱まりウイルスに感染しやすくなります。
そこで最初に紹介した栄養バランスのとれた食事を心がけるとか、十分に休養をとるように心がけることが大事になるわけです。