両親の介護が必要になった時の心構え

一人で背負いこまない

高齢化社会が進行している現在、もしかすると今後皆さんが両親などの家族の介護をする必要の出てくる場面も出てくるかもしれません。
ここで注意したいのは、自分ですべてを背負い込まないことです。
しばしばニュースで介護疲れが原因の自殺の話題が紹介されます。
これは何から何まで自分ですべて行おうとして、緊張の糸が切れてしまうケースが多いです。

現在介護する家族のサポートをする介護システムがいろいろとあります。
老人ホームを利用するとか、介護のプロにお願いするなどして、少しでも介護の負担を軽減することが大事です。
介護は自分一人ではできない、いつまでやればいいかも決まっていない疲れることだと思ってください。

市区町村によっては配食サービスや緊急通報サービス、移送サービス、パワーリハビリなどの独自の介護システムを確立しているところもあります。
介護することになったら、このような公的システムが利用できないかどうか確認してみると良いでしょう。

現状を把握すること

介護の必要な人が身内で出てくると、あわててしまう人が見られます。
介護用品をやたらに購入してしまうとか、今の仕事を辞めないといけないと思ってしまう人もいます。
しかしそうではなく、まず自分の置かれている状況を正確に把握する所から始めることです。

具体的には介護を受ける家族のかかりつけ医や担当する理学療法士に現在の病状や生活機能を聞きます。
そして治療方針やリハビリを通じてどのような状態まで持っていくかの話も伺っておきましょう。

介護は1日2日の短期間で終了するものではありません。
長期的なプランを立てる必要があり、そのためには専門家の意見をしっかりヒアリングしておくことが大事です。

その他には本人の意思やほかの家族の介護面でのサポートがどの程度できるのか、意思疎通をしっかり取ることも大事です。
親で介護が必要になったら、一度家族会議を開いて、今後どうサポートしていくかを話し合っておきましょう。

コミュニケーションが大事

高齢者の中には、一人暮らししている人も決して珍しくありません。
ヘルパーなどを雇っていて、週に何度かヘルパーとコミュニケーションをとっている人はまだいいです。
しかし中には誰とも会わず、自宅に閉じこもった状態でいる高齢者もいます。

実はこのような他人とのコミュニケーションをとらない高齢者の脳はどんどん老化してしまうといいます。
そこで家族の方で高齢者の自宅に通えるところにいれば、週に何回か自宅を訪れて、介護がてら話をすることが大事です。
この時高齢者の話に家族は耳を傾けるようにしましょう。

このようにコミュニケーションを取れば、高齢者が何を求めているのかもわかります。
話の合間に流れを妨げないように相槌を打って、コミュニケーションを密にしましょう。