イライラを溜め込まない

他人を頼ることが必要

介護の仕事は大変な一方、なかなか報われない仕事とも言われています。
相手に感謝されれば達成感もあるでしょうが、時には恨まれることもあって、徒労感が残ります。
しかも育児とは違って、いつまで続くかもわかりません。

そこでどんどんストレスをためることにもなりかねません。
結果そのはけ口が要介護者に向かってしまうことも考えられます。
そこでイライラを溜め込まないようにすることも時に重要です。

まず自分一人でどうにかしようと考えないことです。
家族や親類で協力してくれそうな人がいれば、どんどんSOSを送ることです。
自分の仕事だから自分一人でやらないといけないと思わないことです。

また介護システムもだいぶ整備されています。
ヘルパーやショートステイ、デイサービスなど介護の手伝いをしてくれる所はたくさんあります。
このような所に頼ることも時には大事です。

認知症と地域のかかわり

高齢者の介護をしている人の中には、認知症の方の介護を担当している人もいるでしょう。
認知症の方がいる場合、隠したいと思う家族が多いようです。
確かに認知症の方は時に予測のつかない行動をとるため、「周囲の人に迷惑を掛けたくない」と思ってしまいます。

しかし認知症は誰にでも起こりうることで、ますます高齢化の進む将来ありふれた病気になるでしょう。
そこで思い切って公表することも大事です。
「在宅介護している人がいるから、何かあった時にはよろしくお願いします」と伝えるだけでも、だいぶ心の負担が軽くなったような感じがします。

認知症の人は、徘徊することもあります。
ちょっと目を離したすきに外に出てしまって、どこに行ったか分からなくなることもあります。

でももし周囲の人に認知症の人がいると伝えておけば、コミュニティの目も使えます。
「どこそこをうろうろしていたよ」などといわれれば、居場所の特定もしやすくなります。

ガス抜きする時間を作る

ずっと自分の生活すべてが介護だと、気詰まりになります。
そこで介護のことを忘れられる時間を作ることも大事です。
趣味に没頭できる時間でも、友達とお茶するのも、ショッピングするのも何でも構いません。

毎週何曜日の午後は介護はしないと決めておくと、そこまで頑張ればいいとなって、生活にも弾みがつくはずです。
介護をしない時には、介護システムを利用して専門家に任せればいいでしょう。

また同じような立場の人が近くにいると心強いです。
介護をしている人と愚痴話をすると、互いに共感できますから、ガス抜きになりやすいです。

デイサービスを利用しているのなら、利用者の送り迎えで高齢者の家族と顔を合わせる機会も多いでしょう。
このような時に思い切って声をかけてみて、友達を作ってみるのもいいです。